5月4日~8日まで、アメリカ矯正歯科学会がハワイのオアフ島にて開催されており、参加してまいりました。
沢山の刺激を受けて帰国しましたが、その簡単レポートです。
矯正歯科が進んでおり、矯正治療も一般的なアメリカの学会ですので、日本の学会に比べたら大変規模が大きいもので、世界中から参加者が集まってきます。
ハワイに到着すると空港に学会の横断幕が飾られており、すぐにその規模の大きさを知ります。
街のメインストリートにも学会の旗が飾られており、町を挙げての開催の様です。
(少し見づらいですが、メインストリートの街灯の下にも学会の旗があります)
そして開催場所は、大きなコンベンションセンターで、受付がバーコード、コンベンションと街中のホテルの循環バスもこの期間は運行されるなど、運営もシステム化されており、驚くことが沢山です。学会主催のTHE DOOBIE BROTHERSのコンサートもあったりして、お祭りの様です。
コンベンションセンター コンベンションの壁
シャトルと、イベントのスケジュール
学会場では、ハワイのせいかショートパンツにTシャツとリラックスムードで、日本では考えられない雰囲気で、うらやましい限りです。
アメリカ本土で開催されるときよりは小規模ですが、業者展示も会場はかなり広いです。
材料でアメリカならではのものを見つけてしまいました。
日本では、受け入れられないでしょう。
写真ではわかりずらいですが、星 花 ハート ダイヤ サッカーボール フットボール
等の形をした、メタルブラケットです。
今回の学会では、アメリカの矯正歯科医のステータスであります、The American Board of Orthodontics (学会認定専門医)の審査症例の展示を見ることに一番時間を割きました。
症例展示会場は比較的すいており、ゆっくりと症例を閲覧できましたが、我々が治療しているような、ひどい叢生の抜歯症例はほとんど見当たらず、簡単な症例が多かったですが、治療結果はさすがに、どれもきれいな状態でした。
講演では下顎の成長に関するものと術後の安定性に関するものが、興味を引きました。
学会は、なんと朝7時半からスタートで、3時前にはおわってしまいますが、その後は、こんな感じです。(*^。^*)