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矯正治療の専門性を持つ完全予約制の歯科医院ですので、まずは03-3913-4060までご連絡のうえ、ご予約ください。
東京都北区王子の矯正歯科なら『王子みのうら矯正歯科』
お子さまの歯並びで気になることがあるにもかかわらず、「まだ乳歯だから大丈夫」「とりあえず様子を見よう」などと自己判断している方はいらっしゃいませんか?
乳歯の歯並びが悪いと、永久歯の歯並びに悪影響を与える場合があります。また、悪い歯並びは歯や顎関節にダメージを与えるだけでなく、成長・発育にともなって顎骨の変形や不調和を引き起こす可能性もあります。
歯並びだけでなく、永久歯の生え替わり方が歯並びに悪影響を与える場合もあるので、乳歯の歯並びや生え替わり方で気になることがある場合は、できる限り早く歯科医院にご相談ください。
王子みのうら矯正歯科では、お子さまが恐怖やストレスを感じることなく安心して通院できるような体制を整え、スタッフ一同明るく笑顔で対応しています。
歯並びが悪くなる原因には、歯の大きさや形、顎骨の大きさなどの遺伝的なもののほかに、お口に関する悪い癖によるものがあります。歯並びの乱れとなる悪い癖や病気には、下記のようなものがあります。もしお子さまが該当する場合は、早めにご相談ください。
お子さまに指しゃぶりの癖がある場合、将来の歯並びに影響するのではないかと心配されているご家族の方もいらっしゃるかと思います。
実際、指しゃぶりは毎日歯や顎に一定の力がかかり続けることになるため、歯並びにさまざまな悪影響を与えます。指しゃぶりが引き起こす不正な歯並びとして最も多いといわれているのが、「上顎前突」(出っ歯)です。これは、しゃぶっている指が前歯を押し続けることが原因で引き起こされます。
そのほかにも、前歯が噛み合わない「開咬」や、奥歯が横にずれることで噛み合わせの中心が合わなくなる「交叉咬合」などを引き起こす可能性があります。
指しゃぶりは、お子さまが眠いときや寂しいときなどの精神安定剤になるといわれており、3歳くらいまではそれほど問題ないとされています。しかし、5歳を過ぎると歯並びにも影響が出るようになってきますので、5歳になっても指しゃぶりが続くようであれば、一度矯正歯科医院に相談し、やめられるように働きかけましょう。
なお、どうしても指しゃぶりがやめられず歯並びに影響が出てしまった場合、6歳ごろから矯正治療を始めることができます。
乳歯と永久歯が混合している時期に行なう矯正治療を一期治療といいます。一期治療では、歯並びの乱れを改善し、成長・発育の妨げとなっている原因を取り除きます。また、顎骨や歯槽骨(歯を支える骨)の大きさ・形がより適切な状態になるようにコントロールしながら治療を進めていきます。
一期治療を終えたあとは、永久歯への生え替わりと顎の成長を見守り、問題がなければ二期治療を行なわずに済む場合もあります。
永久歯が生えそろう時期に行なう矯正治療が二期治療です。より機能的で美しい歯並びを目指し、矯正装置を使って歯並びを整えていきます。一期治療で土台を整えておくと二期治療をスムーズに進めることができますが、一期治療を受けていなくても二期治療を行なえます。
二期治療では年齢的にお子さまの自我が確立してきていますので、お子さまにも治療について十分にご説明し、意思の確認をしながら進めていきます。
小児期(混合歯列期)の矯正装置には、永久歯列期の矯正装置(ブラケット)とは異なり多くの種類があります。なぜなら、この時期の治療は骨格や筋機能にアプローチできるからです。不正咬合の状態に合わせ、取り外せるもの、固定式のもの、お顔や頭につけるものなどのなかから適切なものをお選びします。それが負担を抑えた効果的な治療につながると考えています。
治療を始めるのに適した時期はいつか、どのような装置が適応か、初診相談のときに概要をお話ししますので、お気軽にご相談ください。
上顎骨は、小学校低学年の時期に活発に成長します。その時期に受け口を放置してしまうと、噛むことで上顎骨の前方への成長能力が抑制されて劣成長となり、上下顎骨の成長バランスが崩れてしまいます。
また、下顎骨は小学校高学年から中学生にかけて最も成長が活発になりますが、その時期に前方への抑えがないので、過成長になる懸念があります。
前歯が永久歯へ生え変わったとき、萌出スペースが不足しているため上顎の前から1番目・2番目の歯が後方へずれて生えてしまい、下顎の前歯より内側に入ったり、突き合わせで噛んでしまうことがあります。
このような状態は、顎をずらして噛まないとしっかり噛むことができません。その結果、噛む位置が不安定になり、顎骨の変形を招いたり、下顎が左右に偏位して成長したりすることがあります。また、顎関節に負担をかけたり、歯が磨り減ったりもしますので、早い時期に改善する必要があります。
過度の上顎前突の場合、上顎の大臼歯を後方に移動させたり、上顎骨の前方への成長・発育を抑制させたりする必要があります。
抑制に適した時期は、上顎骨が活発に成長・発育している小児期のみとなります。
上下の奥歯が左右にずれて反対になっている噛み合わせで、上下の真ん中のラインがずれている状態です。
正しい噛み合わせだと、上顎の幅が下顎より広くなっています。しかし、舌の位置の不正、口呼吸、指しゃぶり、頬づえ、乳幼児期の就寝時の姿勢などにより上下の幅がアンバランスになり、顎を横にずらさないと噛めなくなることがあります。この状態を放置すると、下顎の歪曲や側方への成長を招きます。また、噛むことが苦痛になったりもしますので、早い段階で改善するほうがよいでしょう。
低位舌、舌癖(異常嚥下)、唇の悪癖、口呼吸、指しゃぶりなどに起因する開咬は、放置すると骨の成長方向や形に悪影響を及ぼすことがありますので、早い段階での正しい対応が望まれます。
子どもの受け口(上より下の前歯が前に出ている状態)を改善するマウスピース型の矯正装置です。3歳から使うことができ、数ヵ月で改善が見られることもあります。就寝時に使うので、お子さまがあまりストレスを感じずに治療を進められます。
子どもは舌の位置や動きによって受け口になってしまうことがあります。この装置を使って舌を正しい位置へと矯正し、下の前歯ではなく上の前歯を舌で押すような状態を作ることで、徐々に受け口が改善されていきます。
この装置は、歯並びを整えるためではなく、筋肉を利用して上下の歯の噛み合わせを正しくする目的で使います。残念ながら効果が出ないこともあるため、将来完全に噛み合わせを改善できるというわけではありません。小学校に入学したころ、再び装置を使った矯正治療に移行することもあります。そのような場合も速やかに矯正治療を受けることで、将来的な不正咬合を抑えられます。
装置代は4万4千円(税込)となります。
王子みのうら矯正歯科では、主に以下のような流れで矯正治療を行なっています。治療が完了し、患者さまに「SMILE(笑顔)」を見せていただけるよう、治療開始前から治療完了後まで丁寧にサポートさせていただきます。
なお、治療の流れは症状や矯正装置の種類によって多少異なることがあります。詳しくは歯科医師にお尋ねください。
矯正治療の専門性を持つ完全予約制の歯科医院ですので、まずは03-3913-4060までご連絡のうえ、ご予約ください。
初診相談を実施し、お子さまの現在の状態やご要望などをお聞きし、予想される治療法・期間・費用、治療のメリット・デメリットなどをお話させていただきます。
カウンセリング後、より詳しく口腔内の現状をお知りになりたい方は、精密検査をお受けください。痛みをともなう検査ではありませんので、お子さまにも安心して受けていただけます。
検査結果や歯型模型などをもとに診断します。
現在の状態、治療方針・期間などについて、ご納得いただけるようわかりやすくご説明します。
治療計画・ご説明にご納得いただけましたら、実際に装置をつけ、歯を動かす治療を始めます。
定期的に装置を調整し、目標とするゴールへ向かいます。
歯並び・噛み合わせがきれいに整い、よく噛めるようになったら矯正装置を取り外します。 その後、歯の位置が安定するまで約1年の保定期間に入ります。
保定により歯並びが安定したら、治療は終わりです。
・矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。