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メタルブラケット

Metal bracket
Metal bracket

メタルブラケット

メタルブラケット

「矯正治療」と聞いて多くの方がイメージされる銀色の金属製の装置が、メタルブラケットです。それだけ一般に普及している矯正装置といえるでしょう。アメリカでは最も一般的な矯正装置です。
メタルブラケットは、歯の表面につける金属製のブラケットに、ワイヤーを通して歯に力をかける固定式の装置です。ワイヤーを定期的に調節・交換することで、歯が動く仕組みになっています。


歯の表側に矯正装置をつける唇側矯正で、費用を抑えられるうえ、ほかの装置を使うより破損しづらいメリットがあります。そのため多くの方が選ばれるポピュラーな矯正装置となっています。装置が目立つことを気にされない患者さまに適しています。

メタルブラケットの特徴

メタルブラケットの特徴

ほかの矯正治療に比べて費用を抑えられ、治療期間も短くできます。そのうえ、ほかの装置での治療が難しい症例にも効果を発揮するなど、ほぼ全ての症状に適用できます。

このような方におすすめ

  • 学生(特に中学生・高校生)
  • 費用をできる限り抑えたい
  • 見た目をそれほど気にしない

学生の方が矯正治療を受けられる場合、治療費をお支払いされるのは保護者の方です。「費用を抑えたい」というご要望があるため、メタルブラケットを使った治療を選ばれるケースが多くなっています。
「見た目はそんなに気にならないから、装置が目立っても構わない」というお子さまもいらっしゃいますが、思春期にあたるこの時期は、矯正装置が目立つことに抵抗があるお子さまもいらっしゃるので、保護者の方とお子さまとで事前に話し合っていただけますようお願いいたします。
学生の方以外でも、装置が目立つことに抵抗がない方はメタルブラケットを選ばれます。

メタルブラケットの治療期間

矯正装置をつけて歯を動かす動的治療に約2年、改善された歯並びの後戻りを防ぐ保定に約2年かかります。通院頻度は、治療で毎月1回、保定で3~4ヵ月に1回となり、来院されるたびに調整などを行ないます。
保定は、矯正した歯が後戻りしないようにするための大切な治療期間です。長く感じられるかもしれませんが、最後まで頑張って取り組みましょう。

セルフライゲーションシステム

セルフライゲーションシステム

治療中の痛みの軽減が期待できる矯正装置です。
一般的な矯正装置では、ブラケット一つずつにゴムを使ってワイヤーを固定するため、処置に時間がかかりますが、セルフライゲーションシステムでは、ブラケットに付いているシャッターを開閉するだけで済むため、調整にかかる時間を短縮できます。
また、もう一つの大きな特長は、ブラケット自体にアーチワイヤーを留める構造が組み込まれていることです。アーチワイヤーが滑りやすくなって歯の移動がスムーズになるため、より弱い力で歯を動かすことができ、痛みを抑えられます。

セルフライゲーションシステムの特長

歯は、噛む方向と同じ上下の力には強いですが、ブラケットやワイヤーのように前後・左右にかかる力には強くありません。
一般的な矯正治療のように歯に弱い力を加え続けると、歯はその方向へと徐々に動いていきます。これは、圧迫された歯根膜が収縮し、反対側では引っ張られて伸びるためです。その状態になると、圧迫された方の歯槽骨(歯を支える骨)が少しずつ破壊され、反対側の伸びたほうでは隙間を埋めるように歯槽骨が増え、バランスを保とうとします。矯正治療では、このような性質を利用して歯を動かしていきます。

一方セルフライゲーションシステムは、ワイヤーを完全に固定せず「遊び」がある状態で維持します。歯とその周辺組織(歯槽骨・歯根膜)にかかる力が一般的な装置よりも弱くなるため、痛みを軽減できます。
この装置を開発したデーモン博士は、「歯とその周辺組織に緩やかな力を加えたほうが歯が早く移動する」という考えを持っており、生物学的に理にかなった装置だといわれています。

メタルブラケットの費用

診療内容等 料金(税込料金)
上下メタルブラケット ¥738,000(¥811,800)
リスク・副作用
○矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

・矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

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